今までに出席した結婚式の思い出  



最高額の結婚式




高校時代の友人に、電気業を営むご両親に一人娘で育てられたお嬢様がいる。
見た目は、背も低く、ぽっちゃり型の彼女は、わたしの想像するお嬢様像とはかけ離れている。
目つきも鋭く、言葉も乱暴で、どちらかと言えば極妻のような雰囲気が・・・
が、社員旅行に一緒に同行させてもらったときは、そのお金の使い方にお嬢様を意識したわたしだった。
ただ、電気業という職業柄か、見た目の怖い方が多く、バスの中はまるで○クザの集会のような雰囲気だったが、皆気さくで良い方ばかりだった。
行き先も四国の金毘羅山。
しぶいわ〜。
そんな彼女の結婚式は、言うまでもなく一流ホテル。
しかも司会は某テレビ局のアナウンサー(彼女の母親がファンだというが、わたしはそのときまで知らない方でした)。
ドレスは、桂由美さんの新作ドレスとか?
お色直しのドレスは紫か黒あたり着てくるかなぁ、というわたしの想像とは正反対に、彼女はピンクのふりふりのドレスを着てきた。
かなり驚いたが、かわいらしいではないか♪
恋愛は、ここまで人を変えてしまうものなんだなぁとうらやましくもなる。
150人も出席者がいると、かなりのテーブル数になり、新郎側の友人代表スピーチは、前回の男友達の結婚式のスピーチまではいかなくても、 緊張で声が小さく上手くしゃべれない感じで、あまり聞いてもらえていないようだった。
このとき感じたのは、やはり式場の司会者はそれなりの教育をされているからか、こんな場合のフォローがとても上手なんだと・・・
たとえアナウンサーであっても、しらない人たちの披露宴では、そんなフォローもあえてはしないんだなぁと、少し冷たさを感じたわたしだった。
そのときの引き出物は、カタログギフトが主流となっているのに相反して、とても大きく重いものだった。
家に帰って早速あけてみると、金で縁取られたかなり派手目な和柄の大皿だった。
普通の一般家庭では、食事で使うことも飾ることもしないようなもの。
当然、物置の奥深く西に仕舞われたことはいうまでもない・・・


 


 
私の場合レストラン人前式最悪の!?式最高額の・・・・大親友の結婚式



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